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時間をかけて熟成させた堆肥と有機質肥料をデリシャストマトに最も適した配合で合わせ、ふかふかの畑を作ります。
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きれいに整列した苗も毎日水分管理は欠かせません。台に乗せ通気性や水はけを良くし、朝にかけた水分は夕方までに渇くように調節。苗の間隔を広く持ち、すべての葉に太陽光が行き渡るようにしています。
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苗を畑に植えた後に最も気を使うのは水分管理。気温や湿度、天候をこまめにチェックしながら毎日徹底した管理をします。経験や勘だけに頼らず土壌の水分量も数値でチェックしながら水を極力与えずにトマトの味をギューッと凝縮。
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デリシャストマトは夏に種を蒔き、春の収穫まで180日という通常のトマト栽培よりも長い期間がかかります。極寒の季節にじっくりじっくり実をつけ冬を越したトマトの味はぎゅっと凝縮!気の遠くなるような期間と手間、そして私たち作り手の愛情がたっぷりと詰まっています。
「幻の品種」とも呼ばれる「玉光デリシャス」。
栽培がとても難しいことから、
これまでに多くの農家が栽培に挑戦しては
あきらめてきました。
トマト一筋40年、
長い年月をかけて試行錯誤を繰り返してきた今でも
収穫したトマト10個のうち商品として
出荷できるのは半分程度です。
「丹精込めて、一つ一つおいしいトマトを作ることで、
お客様と幸せを分かち合っていきたい」
その想いから日々の努力を惜しみません。
トマトは夏の野菜と思われがちですが、なんと!
最も美味しい時期は春にかけて。
トマトがおいしく育つ3大条件は
日射量、昼夜の寒暖の差、そして乾燥していること。
3月から5月にかけての宮城県大崎市鹿島台は
トマトの原産国南米ペルーのように太陽がさんさんと降り注ぎ、
暑すぎずからりとした気候です。
土は乾いていてトマト栽培に最も適した最良の時期となります。
甘味と酸味のバランスが良く、
「まるで味付けしたトマト」のように
ギューッと旨味が凝縮したトマトが味わえます。